宮城県の日本三景の松島での観光を写真とともに紹介します。山から松島湾を満開の桜とともに眺め、伊達正宗ゆかりの瑞巌寺・円通院を観光しました。
ゆめぴょん(@yume_pyon)です。こんちはっ!
今回の東北旅行では、仙台から世界遺産の平泉や、一ノ関の厳美渓、花巻温泉、日本三景の松島、塩釜、会津若松などの観光とグルメを楽しみました。
松島の観光を写真とコメントで紹介
松島といえば、松尾芭蕉の句でも有名な、日本三景の1つです。松島湾に浮かぶ数百もの島々を巡るクルーズ観光の記事も参考にしてください。
今回は松島の陸地にある観光スポットについての旅行記です。春の桜の季節に行ったのですが、ちょうど満開だったので、その様子を動画もつけて共有します。
西行戻しの松公園
場所:JR松島海岸駅から車で5分。徒歩20分。登り坂なので、体力・脚力に自信のない人はタクシーがいいかも。
私はJR松島駅からタクシーで行きました。片道は約1,000円、約10〜15分。JR松島駅からJR松島海岸駅へは路線バスもあります。仙台駅からJR松島海岸駅まで約40分。
西行戻しの松公園は、松島湾を山の上から気軽に眺められる観光スポットです。約260もの桜の名所・花見スポットでもあります。4月23日に行きましたが、ちょうど桜が満開でした。入場料は無料。駐車場代は不明。
「西行戻しの松公園」の名前の由来もあります。美しい松島を訪れたかった西行(さいぎょう)法師が、ここの松の大木の下で出会った童子と禅問答をして敗れ、松島行きをあきらめたそうです。
なぜ禅問答でやぶれたら、引き返さなきゃ行けないのか。なぜ童子は西行法師を松島に行かせたくなかったのか、理由がよくわかりませんが、今では松ではなく、桜の名所になっています。
ここでの桜の鑑賞が、他と一味違うのは、桜と一緒に松島湾の島を眺めることができることです。桜がない季節でも、松島を上から眺められるこの観光スポットは、かなりおすすめです!
簡単な動画も撮影したので、ぜひ雰囲気を味わってください。
瑞巌寺(伊達政宗などの位牌が安置)
場所:JR松島海岸駅から徒歩10分。松島湾のクルーズ船のりばから徒歩5分。入場料は大人700円。
門をくぐると立派な杉並木が迎えてくれます。2011年3月11日の東日本大震災の時には、この辺まで津波が押し寄せて、塩害により300本が伐採されたらしいです。
そのまま杉並木を歩いて行くと本堂まで行けますが、時間があるなら右側へ寄り道しましょう。これまた立派な石窟群を観光できます。
約200mの石窟群は、日本ではあまり見かけないので見ものです。修行の場として利用され、奥州の高野山とも呼ばれたらしいです。
中国(China)で見た龍門や雲崗、インドのアジャンター・エローラの石窟群には全くかなわないけど、仏教文化を取り入れたのだと思います。
瑞巌寺は平安時代初期の828年に、慈覚大師円仁が開山したと伝えられています。その後、奥州藤原氏・平泉の保護を受け、関ヶ原の合戦後は、伊達政宗とその家系によって守られてきました。
現在、瑞巌寺の本堂は修理中です。代わりに、今まで非公開だった「国宝庫裡(くり)」と「陽徳院 御霊屋(ようとくいん おたまや)。別名:寶華殿(ほうげでん)」を観光できます。2016年3月まで公開の予定。
国宝庫裡は、寺院の台所のことです。今の時期だけ特別に「伊達家歴代位牌」が並んでいるのを見ることができます。写真撮影もできて貴重です。
国宝庫裡の内部も見学できます。
慈覚大師の木造なども見れました。
国宝庫裡を出てすぐの所に、石窟っぽい建物もありました。
臥龍梅とは、伊達政宗が豊臣秀吉の命により朝鮮出兵した時、かぶとに梅の植木を入れて持ち帰りここに植えたものです。紅と白があり、どちらも八重咲きです。「八つ房の梅」とも呼ばれます。樹齢400年。
「陽徳院 御霊屋(ようとくいん おたまや)」は別名「寶華殿(ほうげでん)」とも呼ばれます。伊達政宗の正妻「陽徳院(愛姫/めごひめ)」の墓堂です。
円通院(伊達政宗の嫡孫・光宗の霊廟)
瑞巌寺の隣なので、歩いて数分です。入場料は大人300円。この数日前にNHK「あさいち」の有働アナと井ノ原(いのっち)さんが、生中継の撮影でやってきてたそうです。
入るとまず日本庭園風の「雲外天地の庭」という石庭があります。
円通院は、伊達政宗の嫡孫・光宗の霊廟です。光宗は徳川家康の次女の娘の子でもあるため、三代将軍家光の義兄弟なので「光」の字をもらったそうです。19歳の若さでなくなりました。
慶長遣欧使節を率いた支倉常長がヨーロッパから持ち帰ったバラが由来で、バラ寺とも呼ばれます。初夏にはバラ園がきれいです。本堂は大悲亭といいます。秋の紅葉の季節もきれいらしいです。
円通院には石窟もありました。
樹齢700年のおんこ(アララギオンコ・イチイ科)という説明文がありましたが、下の写真の木のことでしょうか。それほど古くは見えないのですが。
松島の名物かき
松島では、かきも有名です。冬から春にかけては、周辺レストランや魚市場などでは、新鮮なかきを食べられるそうです。この季節でも一部の店では食べられます。
松島から仙台へ戻り、宿泊したのは「仙台ワシントンホテル」です。JR仙台駅やバスターミナルから歩けるほど近いし、朝食バイキングにも満足できました。
まとめ:今日のゆめぴょんの好奇心
宮城県の日本三景の1つ、松島の陸での観光でした。次回はいよいよ海側に移動して、松島の島々を見て回る遊覧船クルーズ体験について紹介します。お楽しみに!
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ゆめぴょん(@yume_pyon)でした。ばいちゃお! こてっZzz