アニメ映画『イノセンス』の感想・あらすじです。攻殻機動隊の劇場版ですが、テレビ版『S.A.C.』とは違う世界の物語のようです。落ち着いた雰囲気の大人のアニメを感じました。
ゆめぴょん(@yume_pyon)です。こんちはっ!
『攻殻機動隊 S.A.C.』については以前記事にしました。スピード感もあり、アイドル的なタチコマというキャラが出てきたと思ったら、最後は全部持っていきました。長いけどオススメのアニメです。
今回の劇場版『イノセンス』は、タイトルだけでは『攻殻機動隊』だと分からなかったためにスルーしていました。そして実際に見てみると、テレビ版『攻殻機動隊』のようなスピード感やアクション要素が少なかったです。ネタバレします。
『イノセンス』の簡単なあらすじ
愛玩用ガイノイド(少女ロボット)が所有者を殺害する事件が発生しました。政治家が被害者に含まれていたため、公安9課のバトーとトグサがコンビで捜査することになります。
大きな体のわりに繊細なバトーは悩みます。人間はなぜ人型の人形を作るのか。脳以外を義体化している自分は「人」なのか「機械」なのか。思いをよせていた少佐の素子は9課にはもういません。
バトーたちはハッカーや人形に妨害されながらも、択捉島の人形工場へ向かい、激しい攻防を繰り広げます。そしてある館にたどり着きます。ここでの精神世界みたいな展開は実際に映画館で見た人は退屈だったのではないかと思います。
そして素子が現れます。素子は人形の体を借りて、ある結論を導き出します。結局、素子がいなかったら解決できなかったでしょうね。
その企業は人形をより人間らしくするために、誘拐してきた子供達のゴースト(魂)をコピーしていたのだということが分かります。
かつて誘拐された少女は、自分が人形になりたくなかったので、他の人形に殺人をさせ、捜査させたかったらしい。
『イノセンス』の感想
上でも書きましたが、バトーは図体に似合わず繊細なところがあるため、今回のような心理・内面重視の作品には向いてると思いました。
素子のことをずっと想いながら、犬に愛情を注ぎ込む姿がさみしくて憎めません。『銀河英雄伝説』でいうと参謀のオーベルシュタインを思い出します。
トグサがTVシリーズに比べると弱っちくて残念でした。家族のために「生」に執着する人間を描きたかったのかなとも思いました。
タチコマ的キャラがいないのも、タチコマファンとしては残念でした。タチコマを出すとそちらに注目が集まってしまい、テーマから思考がずれてしまうことも否定できませんが。
娯楽性を抑えてテーマやメッセージ性を前面に出したかったのでしょうか。ただ私は最後がすっきり終わる『まどか☆マギカ』や『あの花』のような話が好きなので、何か物足りなさを感じました。
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『攻殻機動隊』というシリーズの中では、私はやはりTVシリーズ『S.A.C.』が好きです!
まとめ:今日のゆめぴょんの好奇心
いつもに比べるとたんぱくな感想しか書けないアニメ作品でした。『攻殻機動隊』でなければ、もう少し低い評価になりそうです。私は精神的・抽象的な作品にはあまり入り込めないようです。
最近見たアニメがそこそこ良いのが続いたため、きつい評価・感想になりました。それらのアニメについては下の記事を参考にしてみてください。
⇒おすすめアニメ!泣ける・謎と感動16作品の感想・評価まとめ
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ゆめぴょん(@yume_pyon)でした。ばいちゃお! こてっZzz