交通系ICカードとはSuica、ICOCA、PASMO、PiTaPaなどのような鉄道に乗る時に切符のかわりになるカードのことです。今年の3月にこれらが全国で相互利用できるようになりました。今回はその注意点を調べてみました。
ゆめぴょん(@yume_pyon)です。こんちはっ!
世界一周旅行から帰国して3週間が経ちます。あいかわらず日本のことは浦島太郎状態なんですが、この交通系ICカード全国相互利用のように便利になったことも多くてうれしいです。下の参考記事もどうぞ。
交通系ICカードはいわゆる電子マネーの1つですが交通と結びついてるため、楽天EdyやWAONなどに比べても利用普及度は高いのではないでしょうか。
全国で相互利用できる交通系ICカード
- 北海道:Kitaca/キタカ(JR北海道)
- 関東エリア:Suica/スイカ、モバイルSuica(JR東日本)、PASMO/パスモ(関東私鉄)
- 東海エリア:TOICA/トイカ(JR東海)、manaca/マナカ(名古屋市交通、名鉄)
- 関西エリア:ICOCA/イコカ(JR西日本)、PiTaPa/ピタパ(関西私鉄。旧スルッと関西?)
- 九州エリア:SUGOCA/スゴカ(JR九州)、はやかけん(福岡市交通局)、nimoca/ニモカ(西鉄)
例えば、関東の人がSuicaを持ってたら、大阪に行った時にICOCAやPiTaPaが使える交通機関でなら自由に乗り降りできます。できて当然な気がしますが、可能になったのはつい最近のことなんです。
全国相互利用は鉄道・バスに乗る時だけでなくショッピングも全国で可能になりました。SUGOCAを利用して名古屋のおみやげ屋(TOICA対応店)で買い物することができます。しかしPiTaPaでは買い物の相互利用はできないんです。知ってましたか?
全てのカードは別会社にて管理してるため、やはり完全な相互利用は実現してないようです。事前に調べておかないと思わぬ落とし穴にはまる可能性もありそうです。
交通系ICカードの注意点
/>1.「PiTaPa」は電子マネー相互利用でショッピングできない
- PiTaPa加盟店での他カード利用は不可。その逆もダメ
- それ以外のカードは1枚あればどのエリアでも対応店で買い物できる
- 交通系カードとして、すなわち電車・バスでは相互で使える
2.エリアをまたぐ利用はできない
- 例えば、Suicaで東京から乗って名古屋で降りることはできない
- 乗った駅と降りる駅は同じ管轄(例えばJR東日本)でなければならない
- 管轄が変わる移動をする時は乗車時に現金やクレカで切符を買う必要がある
- 例外として、SuicaとPASMO、SUGOCAと’はやかけん’の一部は可能
3.オートチャージ(クレジットカード自動決済)はエリア内のみ
- 例えば、Suicaで九州の私鉄に乗り残額が少なくなってもオートチャージ不可
- 他エリアでのチャージは、券売機やコンビニでの現金決済のみ
- モバイルSuicaはネット環境があればどこでもチャージ可能
- Suicaは他エリアでもVIEW ALTTEでなら可能
⇒JR東日本エリア外の「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)一覧
4.エリア外での定期利用はできない
例えば、Suicaを北海道で定期としては使えない。
5.各カードのポイントサービスは、そのカードの対象店のみ
- 例えば、manacaの利用ポイントは、Suica扱い店ではたまらない
- ただしSuica、PASMOのように同エリアの場合は相互利用できる場合あり
6.全国相互利用からはずれる交通機関あり
- 例えば、多摩都市モノレールはPASMO・Suicaで乗れるけど他ではダメ
- 相互利用できない交通機関については各社ホームページ等で調べられる
7.紛失・障害・再発行・払い戻し・小児→大人用への変更は発行元でのみ
例えばICOCA再発行はnimoca事業所では不可。JR西日本の事業所でのみ可。
まとめ:今日のゆめぴょんの好奇心
という感じでしょうか。時間が経つと少しづつ変わってくるかと思います。不足、補足、誤りなどあれば指摘頂けると幸いです。
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ゆめぴょん(@yume_pyon)でした。ばいちゃお! こてっZzz