岩手県の平泉は2011年に世界文化遺産に登録されました。奥州藤原氏や源義経に関する、いくつもの観光名所・歴史史跡を旅行してきたので写真とともに紹介します。
ゆめぴょん(@yume_pyon)です。こんちはっ!
今回の東北旅行では、仙台から世界遺産の平泉や、一ノ関の厳美渓、花巻温泉、日本三景の松島、塩釜、会津若松などの観光とグルメを楽しみました。
世界遺産・平泉について
もともと泉の多い地域だったようです。そこに奥州藤原氏の初代・清衡(きよひら)が拠点を移したのが、今の平泉の始まりです。
清衡は戦争で家族と死別したので、平和な世をこの地に築こうと望みました。基衡(もとひら)、秀衡(ひでひら)の代まで繁栄が続きます。
彼らは仏教思想を取り入れ、この世の極楽浄土を目指します。平和・平等主義の理想に基づくことが、「平泉」の語源という説もあるようです。
この浄土思想を基調として、寺院・庭園・遺跡などが残されている点が評価されて、2011年に平泉は世界文化遺産に登録されました。
マルコポーロの「東方見聞録」により西洋に伝わった「黄金の国ジパング」は、著者が中国で平泉の黄金文化のことを聞いて書き記したと言われています。
余談ですが、ジパングは中国語が語源です。そして現在の英語のJAPANは、ジパングからなので、元をたどれば中国語からということになります。
平泉・毛越寺などの観光を写真とコメントで紹介
平泉駅から出てまっすぐ10分も歩かないうちに、右手に広い公園のような庭園が見えてきます。
これは観自在王院跡です。奥州藤原氏2代目の基衡の妻が建てたとされる寺院跡です。浄土式庭園もありますが、今は毛越寺の方が手入れされてきれいです。
毛越寺(もうつうじ)と浄土式庭園
毛越寺は、基衡から秀衡の時代に整備された大寺院です。今のは焼失後に再建した建物です。入場料は500円でした。
松尾芭蕉の有名な俳句「夏草や兵どもが夢のあと」もここで読まれたそうです。本堂に行く前に記念碑が立っています。
850年に慈覚大師円仁が最初の堂を建てました。開山堂に慈覚大師像がまつられていました。
毛越寺の博物館は撮影禁止でしたが、奥州藤原氏三代画像は開山堂でも見れました。
上が初代の藤原清衡、右が二代目基衡、そして左が義経を助けた三代目秀衡です。火影のようですね。
毛越寺の浄土式庭園は、今でもきれいです。これを見るだけでも来た価値があります。
毛越寺を右に出て、バスの停留所とは逆側に、大きく立派な桜の木がありました。プロのカメラマンみたいな人達もいたので有名な桜でしょうか。
平泉観光の前日に泊まったのは「厳美渓温泉 滝の湯 いつくし園」です。温泉も食事も満足で、景勝地である厳美渓も近くて、世界遺産の平泉への送迎もありとても便利です。
まとめ:今日のゆめぴょんの好奇心
この後、世界遺産センターに行き、いよいよ中尊寺金色堂を観光します。800年ぶりに開花した奇跡の中尊寺ハスについても書いてますよ。
同じような個人旅行で、毛越寺を訪れた方のブログです。
⇒庭園が見事な平泉の世界遺産、「毛越寺」にお参りしてきたよ | ロプログ
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ゆめぴょん(@yume_pyon)でした。ばいちゃお! こてっZzz