テレビアニメ『キルラキル』全話見た後の評価・感想です。重要なネタバレはしませんが、先を知りたくない人は作品見てからまた来てくださいね。久々に熱くて笑えて感動できる良いアニメを紹介できます。
ゆめぴょん(@yume_pyon)です。こんちはっ!
『キルラキル』は、2013年10月〜2014年3月まで2クール連続でTV放映されたアニメです。ジャンルは、学園もの・変身バトル・出生の秘密・世界の謎・はちゃめちゃコメディって感じでしょうか。
あの熱血ロボットアニメ『グレンラガン』の製作陣によるらしいです。演出がかっこよくて、熱すぎる点が継承されています。狭い学園生活からはじまって、ラストは…。スケールの大きさまで同じです。
こんな人・こんな気分の時にオススメ!
新生活のはじまる時や、やる気にみなぎっている時、何か熱い物語を見てみたい時などには、かなりオススメできます。
逆に落ち込んでいる時には、この熱さがウザく感じるかも。そんな時は、マコちゃんの言葉だけ聞いてると元気になれます。長い解説もカットしてくれるキャラです(笑)
ストーリー重視、キャラクター重視でアニメ・漫画・映画・ドラマなどを見る人にとっては、とても楽しめる作品だと思います。
「狭い世界」(学園)から「大きなスケール」(宇宙?)まで展開されていく、ジャンプ系少年漫画ではよくあるストーリー進行です。あらゆる点で王道を貫いてて裏切られません。ちなみにジャンプではありません。
作画、主題歌・エンディング曲、演出、セリフなど、いろんな場面で昭和の古臭さを感じさせてくれます。年長者にはなつかしさを、若者には新鮮さを与えてくれると思います。
期間限定でプロモーション動画も貼っておきます。
『キルラキル』ここに注目!私のお気に入り7つ
注目すべき点については、上にも書きましたが、リストにまとめてみます。
- キャラクターが魅力的すぎる
- ストーリーはよくあるパターンだけど「服」に注目したのは斬新
- スピード感あって気持ちよすぎる
- セリフがかっこいい(クサすぎる)
- 必殺技や、イベント名称が派手で笑える
- 友情や愛情、感動シーンが王道すぎる
- 主題歌やエンディング曲が世界観どおり
キャラクターが魅力的すぎる
最近はラノベの影響か、比較的薄い性格のキャラクターが多い気がしてます。アニメも映画もドラマも。しかしその反動か、濃いキャラクターがあふれる作品も増えてきました。
『キルラキル』のキャラも本当に濃い!特にお気に入りは「満艦飾マコ」(まんかんしょく)。その天然っぷりには多くの『キルラキル』ファンが魅了されたと思います。
マコちゃんは物語前半ではマスコット的キャラでしたが、後半になるにつれ重要度が増してきます。世界を救ったのはマコちゃんだと行っても過言ではないほどです。
他にも主人公の纏 流子(まとい りゅうこ)、ライバルで生徒会長の鬼龍院 皐月(きりゅういん さつき)は言うまでもなく、鬼龍院 羅暁(らぎょう)、蟇郡 苛(がまごおり いら)、美木杉 愛九郎(みきすぎ あいくろう)など個性が強すぎるキャラが多すぎです。
ストーリーはよくあるパターンだけど「服」に注目したのは斬新
ストーリー展開はさすがに『グレンラガン』(上にリンクあり)にそっくりでした。最初に狭い世界しか見せず、最終的には日本全国や世界や宇宙にまで発展していくのは、ジャンプ漫画を筆頭によくあります。
今は大傑作となった『ドラゴンボール』『ワンピース』『ナルト』『ジョジョ』などもその代表ですね。最近では『進撃の巨人』が人気で、どこまで世界が広がるのか興味があります。
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そんなありきたりの展開ですが『キルラキル』が「服」に注目したのは斬新だと思います。私はこんなに「服」や「繊維」に焦点の当たったメジャー作品を他に知りません。
その「服」や「生命線維」の正体は実際にアニメで確認してもらうとして、それらは「神経電流?」や「血液」を主食としました。最近はやりですね。「記憶」や「感情」をエネルギーにしたアニメもありました。
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スピード感あって気持ちよすぎる
最初から飛ばしてるな〜と感じましたが、中盤以降からはさらにスピードアップ。1話見逃すと誰が味方か敵かもわかりなくなります。放送中アニメを見逃した場合は下の記事も参考にしてみてください。
後半は会話で進行する場面もありましたが、これは展開の速さに説明がついていけてない証拠だと思います。いくつか退屈なセリフは、マコちゃんによりかき消されましたが。
セリフがかっこいい(クサすぎる)
最初の頃のさつき様から、がまごおり、美木杉先生、そしてセーラー服の鮮血まで、クサいセリフ・オンパレードでした。だからこそ、ゆるめキャラのマコちゃんのセリフが特に響いてくるんですよね。
後半のらぎょうの大ボスっぷりや、針目 縫(はりめ ぬい)のイカレ具合も、決してブレることがなくて、そのセリフの数々も敵役として、しびれるものばかりでした。
必殺技や、イベント名称が派手で笑える
登場人物たちの名前を見ただけでも、聞いても漢字で書けません。必殺技やイベントの名称も、いちいち派手でオヤジギャグのようで恥ずかしいものだらけでした。
その一部だけ挙げます。鮮血疾風、戦維喪失(せんいそうしつ)、三都制圧 襲学旅行(しゅうがくりょこう)、壊惨総戦挙(かいさんそうせんきょ)、決戦闘兵(けっせんとうひょう)など。天種繭星(あまつたねのまゆぼし)やヌーディスト・ビーチなんてのも。
友情や愛情、感動シーンが王道すぎる
ジャンプ系マンガでよくある友情・愛情シーンが、『キルラキル』にもたくさん出てきます。その1つ1つがまた熱くてクサすぎるのですが、感動も呼びます。
物語の最初から女の友情で結ばれるマコと流子は、喧嘩部でのさつきの企みでも切ることのできなかった深い仲。さつき様に対する四天王の忠誠っぷりも素晴らしい。
役立ってるのかどうかよくわかりませんが、ヌーディストビーチの男2人の関係も友情ですかね。あの戦闘服?ロボット?の無意味さ無防備さはギャグですね。
最終回の神衣鮮血(かむい せんけつ)との名シーンや、名セリフは一生忘れないくらい記憶に残りました。いろんな意味で。
そして他にない『キルラキル』の友情・愛情の魅力は決して裏切る者がいなかったことです。正確には1つだけ裏切りがありましたが、それは計画どおりだし最初から愛情がなかったということです。
主題歌やエンディング曲が世界観どおり
見出しのままで、主題歌もエンディング曲も、『キルラキル』の世界にマッチしていて良かったと思います。
個人的には1クール目の「ごめんね、いいコじゃいられない」が気に入っています。昭和っぽいけど、キルラキルの古臭さに合っていると思います。
もうひと工夫ほしかった3つのポイント
かなり気に入った新作アニメですが、次のような残念だった点もあります。
- 下着シーンや露出が多すぎる
- 鬼龍院 羅暁の部下?やCOVERS(カバーズ)の意志が見えにくい
- 戦闘シーンにメリハリがない
詳しく書くとネタバレになるけど、カバーズ側の人たちが最後まで戦わないのも不満です。
キルラキルのお気に入りキャラ ベスト5
キャラクター名と簡単な理由です。2と3位はセットです。
- 1.満艦飾マコ(まんかんしょく)⇒ 底抜けに明るく天然なキーキャラ
- 2,3.纏 流子(まとい りゅうこ)と神衣鮮血(かむい せんけつ)⇒ 最終回が見もの
- 4.蟇郡 苛(がまごおり いら)⇒ もはや人間とは思えない。意外に優しい
- 5.美木杉(みきすぎ)先生 ⇒ よくわからない立ち位置。子供にウケそう
『キルラキル』の紹介ブログ・サイト
放映開始から多くのブロガー達にも取り上げられてました。とにかく昭和風の古臭い演出と、スピーディーなストーリー展開、マコの可愛さ、日常生活に支障あるくらいキャラ立ちした登場人物たち。一度は見るべし。
◆かつてないほどの超絶クオリティー!キルラキルは第3話が最高潮だった | frasm
◆アニメ「キルラキル」が超絶面白くてヤバイ!満艦飾マコにハマる人が続出 #キルラキル | め~んずスタジオ
他に紹介記事があれば教えてください。気に入れば追記します!
まとめ:今日のゆめぴょんの好奇心
あれこれ難しいことを考えずに一気見するには向いているアニメ作品だと思います。矛盾やギャグでごましてる部分も多いけど、細かいことは気にせず見ましょう。
私はあまり制作側や声優とかには興味ありません。でも『グレンラガン』『キルラキル』はどちらもハマったので、次の作品も今から楽しみです!
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ゆめぴょん(@yume_pyon)でした。ばいちゃお! こてっZzz