
北海道旅行では札幌から近い小樽へも観光に訪れました。運河だけでなく、日本銀行の旧小樽支店や旧手宮線跡を見学したので紹介します。ルタオ本店も見てきました。
ゆめぴょん(@yume_pyon)です。こんちはっ!
北海道旅行は、函館からはじまり、洞爺湖⇒登別温泉⇒余市⇒小樽⇒旭川(旭山動物園)⇒美瑛⇒富良野の順に観光とグルメを楽しんできました。その様子については下記事も読んでみてくださいね。
- 初夏の北海道旅行。車なし1週間プラン
- 一幻のえびそばラーメン!新千歳空港や札幌で
- 函館の観光:教会群と夜景/ 五稜郭
函館グルメ:朝市/海鮮丼/ラーメン/スープカレー - 洞爺湖の観光:クルーズ/有珠山/昭和新山。グルメ:わかさいも/赤牛カレー
- 登別温泉の観光:地獄谷/間欠泉/閻魔堂。グルメ!カニバイキング
- 余市の観光:マッサンのニッカウヰスキー見学
- 小樽の観光:運河/日本銀行/ルタオ本店←今ここ。グルメ:回転寿司
- 旭川の観光:旭山動物園。グルメ:ラーメン/ジンギスカン
- 美瑛の観光:青い池/パッチワーク路/四季彩の丘
美瑛グルメ:ソフトクリーム,とうもろこし - 富良野の観光:ファーム富田ラベンダー園
富良野グルメ:メロン/プリン/ケーキ/じゃがバタ - 札幌の観光:赤レンガ旧道庁/時計台/テレビ塔。グルメ:回転寿司/有名ケーキ
- 北海道お土産ランキング:チーズ…/生チョコ…
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小樽への行き方と歴史
小樽の立地と行き方
小樽は札幌の北西に位置して海に面しています。まずは小樽への行き方についてです。旅行ツアーで行く人は、勝手にバスなどで着いてるでしょうね。
個人旅行の場合は、札幌からJRで行くのが一番便利です。昼間なら約15分毎に、JR快速で所要約35分、片道640円(2015年8月時点)です。
先日ブログで紹介した「余市」へはそこからJR電車で約25分で行けますが、本数は少ないので、バスを使った方が良い場合も多いです。あらかじめ乗換案内などでしらべることをオススメします。
歴史
「おたる」の地名はアイヌ語が由来です。20世紀前半には、石狩地方の石炭や水揚げされたニシンを輸送したり、樺太やロシアとの交易で栄えました。同時に金融業も栄えて「北のウォール街」と呼ばれました。
一時期は札幌の人口よりも多くて、北海道で2番めの大都市でした。1番は函館でした。しかし1960年以降は石炭需要や樺太・ロシア交易が衰えて、港としての機能も近隣港に譲り衰退していきました。

現在は札幌市のベッドタウン的な位置づけ。人口は北海道内で7番めですが、減少し続けています。運河や歴史的な建造物が多いため、観光都市としては毎年多くの観光客が訪れています。
小樽のおすすめ観光の運河から日本銀行や旧国鉄線跡まで
小樽といえば運河
小樽運河は水路を掘ったものではなく、埋め立てによりできました。昔は貨物の荷揚げに使われましたが、戦後は人力荷揚げは行われなくなり、同時に小樽運河も衰退しました。

当初は運河全体を埋め立てる方針でしたが、全国的な保全運動によって一部に散策路などをつけて、小樽の観光スポットとして生まれ変わりました。JR小樽駅からは徒歩10分で行けます。

小樽運河にはレンガ倉庫群などが立ち並んでいて、運河との調和が美しいため写真撮影を楽しむ観光客もたくさんいます。倉庫群は今は飲食店やショップとして活用されています。

私が一番気に入ったのは南端の「浅草橋」からの眺めです。夜のライトアップもきれいです。人力車も多いので興味ある人は交渉してもいいかも。ない人はきっぱり断りましょう。

天気が良ければ運河クルーズも考えていたのですが、あいにくの曇空で家族も疲れてたのであきらめました。次回もし晴れてれば、小樽運河クルーズにぜひ挑戦したいです。

小樽運河は日没後にも散策することをオススメします。夕陽やガス灯に照らされる運河も、昼間とは違った雰囲気でとてもきれいです。ライトアップされてるような感じです。

北のウォール街や日本銀行の旧小樽支店を見学
上でも説明したとおり、小樽は昔「北のウォール街」と呼ばれるくらい金融業でも栄えました。今もその名残りで、重厚な建築物が立ち並ぶ地域があります。

銀行のための銀行である「日本銀行」もかつては小樽支店として機能していましたが、2002年には札幌支店に統合されました。現在はその建造物を活かして、金融資料館として無料で開放されています。


日本銀行の旧小樽支店の内部では、まず高い天井や重厚な建築に驚きます。ガイドツアーのある時間もあるようです。ツアー時間外でも観光客が少ない時間帯なら係員がいろいろ説明してくれます。

係員の説明がなくても、日本でのお金の歴史や、日本銀行の役割や変遷などについて簡単に学べるような構造になっています。読むのが面倒な人には、ビジュアルで楽しめる工夫もされてます。

個人的に面白かったのは、現在日本で発行されているお金の量や、切り刻まれたお札1億円分や、偽札を作れないようにする高度な紙幣技術を顕微鏡などで観察できるコーナーなどです。

本物の金庫部屋にも入れるのも貴重な体験です。中では、一億円の紙幣のかたまりを両手で持ち上げる体験もできます。いちお重いけど、一億円というなじみのない金額だと考えれば意外と軽くも感じました。
旧国鉄の手宮線跡
北海道で最初の鉄道である「旧国鉄の手宮線」は1880年に開通しました。旅客だけでなく石炭や海産物などの運搬に利用されました。

最後の20年間くらいは貨物専用で運行されていたけど、1985年には完全に廃止されました。

今でも線路跡や踏切や駅の再現などが残っていて、たどることができます。特に線路は廃線跡のほとんどが残されている状態だそうです。
南小樽の周辺。オルゴール館やルタオ本店など
小樽運河の横の大通りを南東方向へずっと歩いて行くと、最初はさみしい感じだけど、やがて観光客でも面白そうな建物やお土産屋が連なるエリアに着けます。
もちろん路線バスが便利ですし、JR南小樽駅からならもっと楽に歩いて行けそうです。運河横の大通りよりも、その1本南の堺町通りを歩いた方が面白そうです。
私は時間がなかったので結局どこへも寄りませんでしたが、小樽運河に近い方から「小樽キャンドル工房」「かま栄工場」(パンロールが美味しい)や「北一ヴェネツィア美術館」(ガラス芸術)などがあります。

南小樽近くまで行くとメルヘン交差点という場所があり、「小樽オルゴール堂本館」や「アンティークミュージアム」などが人気です。更に南東には年配の方に人気の「石原裕次郎記念館」もあります。

その周辺にはドゥーブルフロマージュで有名な「ルタオ本店」(逆から読むとオタル)や、マルセイバターサンドの「六花亭」、開拓おかきやバウムクーヘンが有名な「北菓楼」など美味しいお菓子屋が隣接しています。

ただしいずれも閉館時間は17時など早めなので、買い物したい場合は時間に余裕をもって行くことをオススメします。北海道の美味しいお菓子類については別記事でレビューする予定なのでお楽しみに。
小樽や余市の周辺で、次回訪れたい観光スポット
今回は時間の都合で訪問できなかったけど、ぜひ次回は訪れたい場所を見つけたので紹介します。
1つめは「手宮洞窟」「フゴッペ洞窟」です。前者は小樽運河から歩ける距離かもしれません。後者は余市へ向かうバスで「フゴッペ洞窟前」で下車すれば目の前です。いずれも縄文時代?の洞窟絵が見れます。
2つめはドラマ「マッサン」でも出てきた、ニシン長者の御殿だった「にしん御殿 小樽貴賓館(旧青山別邸)」です。小樽からバスで20分くらいです。余市とは違う方向のようです。
小樽で宿泊したのは「ホテルノルド小樽」です。運河の目の前で、小樽駅へも歩いていける好立地なのに安くてオススメです。
まとめ:今日のゆめぴょんの好奇心
札幌から日帰りできることもあり、北海道旅行のツアーなどでも訪れる機会の多い小樽。運河が有名ですが、日本銀行跡や歴史的な建造物も見ごたえがあります。スイーツ好きにもたまらない町ですね。
- 初夏の北海道旅行。車なし1週間プラン
- 一幻のえびそばラーメン!新千歳空港や札幌で
- 函館の観光:教会群と夜景/ 五稜郭
函館グルメ:朝市/海鮮丼/ラーメン/スープカレー - 洞爺湖の観光:クルーズ/有珠山/昭和新山。グルメ:わかさいも/赤牛カレー
- 登別温泉の観光:地獄谷/間欠泉/閻魔堂。グルメ!カニバイキング
- 余市の観光:マッサンのニッカウヰスキー見学
- 小樽の観光:運河/日本銀行/ルタオ本店←今ここ。グルメ:回転寿司
- 旭川の観光:旭山動物園。グルメ:ラーメン/ジンギスカン
- 美瑛の観光:青い池/パッチワーク路/四季彩の丘
美瑛グルメ:ソフトクリーム,とうもろこし - 富良野の観光:ファーム富田ラベンダー園
富良野グルメ:メロン/プリン/ケーキ/じゃがバタ - 札幌の観光:赤レンガ旧道庁/時計台/テレビ塔。グルメ:回転寿司/有名ケーキ
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- (東北旅行)平泉/松島/花巻温泉/厳美渓/仙台…
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